一級建築士事務所アトリエnAtの手がける現在進行中物件の紹介とその他色々なブログ。
2006年 09月 26日 ( Tue)
今回は 『岩手の家』 で使用予定の床材を紹介します。

まず写真上から、サクラ、真ん中が赤松、下が紅松です。
全て無垢材になります。
20060924153508.jpg


サクラ(山桜)は和室の板の間、内縁の床に使用します。
広葉樹で、写真ではわかりづらいですが少しピンクがかった綺麗な材です。
こちらは国産材になります。
左右で色が分かれていますが、手元にあった蜜蝋ワックスを試しに塗ってみました。
右が塗った状態、左が無塗装です。
20060924153537.jpg


下の赤松は今回メインで使用します。
各室、廊下など基本的な部分は赤松フローリングを使用します。
針葉樹なので広葉樹に比べると若干柔らかい木ですが、柔らかい木は(杉など)素足で歩くと気持ちが良いです。
写真では節がありませんが、実際は節有となります。
こちらはロシア産です。
予算を考慮し、この材をメインに使用します。(サクラと比べると半額程度)
20060924153550.jpg


紅松は階段で使用します。
踏面、蹴上ともこの材を使用します。
針葉樹で別名が朝鮮五葉松といいます。
こちらもロシア産です。
20060924153525.jpg


木材、特に床材は 無垢材 を勧めています。
合板があまり好きじゃない、自分が住むとしたらやっぱり無垢材だよね、
という自分の好き嫌いで施主にもおしつけ、じゃなくお勧めしています

合板フローリング(複合フローリング)は 『くるい』(ねじれや反り、伸縮) がほとんどないので、施工・メンテナンスは楽ですが、どうも 質感 が好きではありません。
ウレタン塗装までしてあると、正直、何なんだかよくわからないな、と思ったりします。

といってもウレタン塗装は水に強いので、今回は水場のみウレタン塗装とし、その他の部分は施主自身で 『蜜蝋ワックス』 を塗って頂く事にしました。
(予算削減のためですが、これから何十年も付き合っていく家にヨロシクの気持ちを込めつつ、僕も手伝う事になってます

無垢材は、汚れたら表面を削れば綺麗になります。
気候(夏冬)・地域(乾燥湿気)により多少伸縮がある事を理解していただいた上で、無垢材をお勧めしています。

これらの木材は、以前からお付き合いしている会津の木材屋さんより低価格で納入して頂けます。
今回は木材関係、この床材と外壁部分に張る杉板を施主支給品としました。
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